フリーランスで仕事をしようと思った時、税務署で『開業届』というものを出す必要があります。
初めは、収入があるかも分からないし、開業届はとりあえずやってみて、お金が入るようになってから…と思っていたのですが、『屋号』だけの通帳がほしいという、よこしまな気持ちから、急きょ開業届を出すことになりました。
続けて、『青色申告承認申請書』を作成します。
開業freeeとマネーフォワードは、開業届を作成すると、同時に青色申告承認申請書も作成されます。
国税庁はこちらから。
青色申告をすると、税優遇がされるのですが、この書類を出すと、
税控除が10万円、55万円、65万円のいずれかが適用されます。
・10万円控除-簡易簿記で管理(作成する帳簿がお小遣い帳的なものでOK)
・55万円控除-複式簿記で管理(複数の帳簿作成、管理)
・65万円控除-複式簿記+e-Taxで申請
ということですが、個人での仕事なので、そんなに複雑なお金の動きもないし、会計ソフトなどを使えば、簿記の知識などがなくても、複式簿記でいけるかなと思いました。
私の場合、事業の場所を、自宅とそれ以外の2箇所を利用する予定なのですが、開業freeeなどで自動作成すると、どうしても「事業所又は所得の起因となる資産の名称及びその所在地」が一つの住所だけ出力されてしまいます。
自動作成ではどうすることもできず、こちらは手入力しました。
書類がそろったら、納税地の税務署に提出します。
私が行ったときは、たまたま7~8人待ちで、30分近く待たされましたが、手続き自体は数分で終わりました。
これは、マイナンバーカードを持っていない方だけです。
現在、国税庁としては、確定申告をマイナンバーカードを使ってe-Taxで行うように推進しています。
ただ、マイナンバーカードを持っている人がまだ少ないので、その移行措置としてID・パスワード方式でのe-Tax申請もできるようになっていますが、こちらはいつまで申請可能かはわかりません。
税務署のパソコンを使って、係りの方と一緒に登録していきます。
10分弱くらいで登録とIDとパスワードの発行が完了したと思います。
手続き自体は、本当に圧倒いう間でした。
でも、これで「個人事業主」かぁ。と、よく分からないけれど、一歩前に進んだような、嬉しいような気持ちになりました。
開業届けを出したところで、次は本題の『屋号』入り通帳の作成です。
これは、また次のブログで。
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