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そうだ、個人事業主になろう。

フリーランスで仕事をしようと思った時、税務署で『開業届』というものを出す必要があります。

初めは、収入があるかも分からないし、開業届はとりあえずやってみて、お金が入るようになってから…と思っていたのですが、『屋号』だけの通帳がほしいという、よこしまな気持ちから、急きょ開業届を出すことになりました。

STEP
開業届けを作成しよう

国税庁のHPや開業freeeマネーフォワードなど、さまざまなサイトに、無料のフォーマットが存在します。

 国税庁は自分でPDFに打ち込みますが、開業freeeやマネーフォワードは、聞かれたことに答えていくと、いつの間にか開業届ができあがります。
 お好みでお選びいただけば良いと思います。
個人的には開業freeeやマネーフォワードの方が、フォントが見やすくて良かったです。ただ、事業など、選びたいものが無かったりするので、ある程度書類の書き方を調べたりして分かっていて、選ぶのが逆に面倒とい方には、国税庁のフォーマットがオススメです。

STEP
青色申告承認申請書を作成しよう

続けて、『青色申告承認申請書』を作成します。

 開業freeeとマネーフォワードは、開業届を作成すると、同時に青色申告承認申請書も作成されます。
 国税庁はこちらから。

 青色申告をすると、税優遇がされるのですが、この書類を出すと、
税控除が10万円、55万円、65万円のいずれかが適用されます。
 ・10万円控除-簡易簿記で管理(作成する帳簿がお小遣い帳的なものでOK)
 ・55万円控除-複式簿記で管理(複数の帳簿作成、管理)
 ・65万円控除-複式簿記+e-Taxで申請
ということですが、個人での仕事なので、そんなに複雑なお金の動きもないし、会計ソフトなどを使えば、簿記の知識などがなくても、複式簿記でいけるかなと思いました。

 私の場合、事業の場所を、自宅それ以外2箇所を利用する予定なのですが、開業freeeなどで自動作成すると、どうしても「事業所又は所得の起因となる資産の名称及びその所在地」が一つの住所だけ出力されてしまいます。
 自動作成ではどうすることもできず、こちらは手入力しました。

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税務署で提出しよう

 書類がそろったら、納税地の税務署に提出します。
 私が行ったときは、たまたま7~8人待ちで、30分近く待たされましたが、手続き自体は数分で終わりました。

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ID・パスワード方式の届け出を行おう

 これは、マイナンバーカードを持っていない方だけです。
 現在、国税庁としては、確定申告をマイナンバーカードを使ってe-Taxで行うように推進しています。
 ただ、マイナンバーカードを持っている人がまだ少ないので、その移行措置としてID・パスワード方式でのe-Tax申請もできるようになっていますが、こちらはいつまで申請可能かはわかりません。

 税務署のパソコンを使って、係りの方と一緒に登録していきます。
 10分弱くらいで登録とIDとパスワードの発行が完了したと思います。

手続き自体は、本当に圧倒いう間でした。
でも、これで「個人事業主」かぁ。と、よく分からないけれど、一歩前に進んだような、嬉しいような気持ちになりました。

開業届けを出したところで、次は本題の『屋号』入り通帳の作成です。
これは、また次のブログで。



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